“スマートフォンではなくタブレット向けのゲームを探しているけれど、良いものが見つからなくて困っている方々におすすめなのが、HyperLightDrifter(ハイパーライトドリフター)です。Apple社が選出した2019年の最優秀ゲームの一つで、16ビットゲームを再現した懐かしさを感じるグラフィックと、ステージのデザインの秀逸さが評価されています。パソコンや家庭用ゲーム機でも販売されており、最上級の2D型の謎解きアクションゲームとして世界中で有名な作品です。
謎に満ちた世界観は海外でも評価が高く、数多くの賞を受けていてロングセラー作品として、iPadゲームの中でも高い人気を維持しています。iPadProであれば120fpsでゲームを動かす事もできて、滑らかなキャラクターの動きがアクションに更なる迫力を加えてくれます。練り込まれたマップデザインも楽しさを感じる要素で、そこら中にある隠し通路を探しているだけでも、冒険心をくすぐられるのがHyperLightDrifterの特徴です。
ゲームを遊んでいるだけではストーリーが分かりにくいと感じるかもしれませんが、断片的に出されている情報を集める事によって、バックストーリーの繋がりが見えてきます。ただ宝物を集めるだけのゲームとは違い、物語の背景を探るつもりで冒険を楽しめるところが、この作品が世界中から評価される理由の一つです。冒険を続けていくうちにストーリーの全貌が見えて、世界観そのものを愛せるようになると言われています。
謎解きは難しすぎると感じる事もなく、子供でも遊びやすい難易度に設定されているところが、HyperLightDrifterが世界中のユーザーから愛されている理由です。アクション部分の難易度は中々に高く、相手がボス以外でもシビアな戦いを要求されます。しかし相手の攻撃パターンを覚えるうちに、意外と対処が簡単だという事に気付かされるなど、プレイヤー自身の成長を実感しやすいところも魅力的です。
グラフィックデザインは日本のアニメ作品からの影響を深く受けていると作者も語っており、日本人の好みに合うデザインをしています。アートと世界観の両方でプレイヤーを魅了する、このゲームは名作として今後も語り継がれていくことでしょう。プレイヤーが戦闘に慣れた頃に、よりスピーディーな戦闘が始まるように工夫されているゲームデザインなど、プレイヤーを飽きさせない工夫が詰まっています。アクションゲームが苦手だという人も、面白いiPadゲームを探しているのなら、この作品を是非プレイしてください。”